blow in the wind

日常あったこと、音楽🎵映画🎥読書📖創価学会の事気ままに書いています

阪神大震災から26年

26年前、朝のニュース番組を見ていて、出勤間際に「関西で大きな地震があった模様です」というアナウンサーの速報。
それから。阪神大震災の対応が遅れた村山政権の無力に腹を立てたり、まぁそれはいいや(^-^;
震災があって数ヶ月後かに神戸の友人にあいに行ったことがあります
神戸市長田区の風景は今でも忘れられない。多くの建物が 焼失し一面が焼け野原でした
なんか体に振るえが走ったのを覚えてます
あのときは涙が止まらなかった。
いろんな方のお話を聞くことが出来たのですが
同じ思いで苦しんでいる人のためにも、頑張ろうと思ったとか絶対に復興させて見せる。負けるものか!とか・・・そういった
前向きの言葉が多かったことも覚えています
ただ忘れちゃならないのは
死者の8割は建物の倒壊による圧死なのです。
耐震化を食い物にした奴ら、お前らこの数字はわかってるのか。
安心・安全な建物つくり、そして安心・安全な国土づくりへ今後も進んでもらいたいものです。


愛媛大学教授 村尾 行一氏はいいました
現代人が失いかけている「人情」を今なお脈打たせている関西人の精鋭が関西創価学会員です。
多くの学会員も被災しました。
自分自身も被災者であるのに他の被災者の救援に大活躍していることは
私も知っています。助けられる立場にとどまることなく、自他ともに助けるものとなっています。
まして無事であった会員は関西中から救援に馳せ参じています。
こうした人々が、まるでわき出るように出現したことに私は感激しました。
これこそが「地涌の菩薩」ではありませんか。
 なぜ兵庫県南部地震のことを話すかというと、
ここに「今後の宗教の意義」が具体的に示されていると思うからであります。
現代社会の代表的な病理を「大衆社会化」と申します。そして関西人は、それとは正反対の精神態度を見せてくれたからです。
 大衆社会的状態の特徴は人々が無感動・無関心状態に陥り、他人との連帯が切断された「砂のごとき群衆」になってしまい
さらに倫理等の価値観が解体することです。この状態を克服する「もう一つの」価値観のもと、連帯と規範を構築し、
将来展望を示すことが宗教の最重要課題だと思います。


まさに「地涌の菩薩」